金融商品を巡る環境の変化 

従来の金融のシステムでは個人と企業の間に銀行などの金融機関が介在していました。金融機関は個人からお金を集め、それを企業に対して融資を行うことで収益を上げ、その収益の一部を利息というかたちで個人へと還元していました。そのため、金融機関へお金を預けていた個人はリスクを負うことなく、預貯金によって利息を得ることができたのです。

 
しかしながら、近年では金融の分野においても規制の緩和が進められ金融市場の環境も変化しています。個人が自由に金融市場において金融商品を購入できるような時代となっています。金融機関に頼らずとも、個人が投資活動を行うことが容易になっているのですが、反面、これまでは金融機関が負ってきたリスクをこれからの時代は直接個人が負わなければならないということでもあるのです。

 
近年では金融市場に出回る商品は多種多様となっており、商品によっては高いリターンを期待できるものも少なくはありません。しかし、高リターンを期待できる商品にはリスクもあり、そのようなリスクを納得した上で個人は投資を行わなければならないのです。
金融の分野の規制緩和によって個人の投資先の選択肢は幅広いものになりましたが、選択肢の中のどの投資先を選ぶかは自分自身でよく考え、責任を持って投資を行う時代となっているのです。